【パワースポット】石切神社のご利益／お百度参り／なで守り

2022.07.23
パワースポット神社
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【パワースポット】石切神社のご利益／お百度参り／なで守り

大阪府東大阪にある石切劔箭神社（通称：石切神社）は、創建が神武天皇2年（紀元前588年）と伝わる歴史ある神社です。悪い腫物を取り除き、健康や病気治癒のご利益があるといわれ、昔から広く信仰を集めてきました。今では地元の方々はもちろん、連日たくさんの参拝者が訪れる人気のパワースポットになっています。石切神社所蔵の太刀「石切丸」「小狐丸」が、人気オンラインゲーム「刀剣乱舞」のモチーフになっていることからも注目を浴びました。他の神社では味わえない一風変わったお参りができたり、一日中いても飽きないにぎやかな参道があったりと魅力が多く、全国各地から参拝客が絶えません。

石切神社のご利益

地元の人々からは「石切さん」や「でんぼの神さん」と呼ばれ親しまれている石切神社。
この「でんぼ」というのは大阪弁で「腫れ物」のことを指します。つまり、石切神社は「腫れ物の神様」の神社なのです。できものやニキビはもちろんのこと、人間にとって害をなす腫れ物である悪性腫瘍（ガン）をも、御神体である劔箭（つるぎや）で断ち切ってくれるとされています。ご利益が｢健康｣とは異なり、すでに病となった方の｢病気治癒｣であることが大きな特徴です。また、本人が病気のために参拝できない場合には、家族や友人が代わりに参拝することもできます。祈願成就を願った後、授与されたお守りを病気の本人に手渡しするのが習わしです。

石切神社のお百度参り

お百度参りとは、本殿前でお参りして入口に戻り再び本殿前でお参りすることを100回繰り返す参拝法のこと。石切神社では数え間違いをしないよう授与所に100本の「お百度紐」が用意されています。その紐を持ちながら願いを唱えて百度石と呼ばれる石碑を一周し、一回ごとに紐を折ることを繰り返すのです。お百度参りは、一度のお参りでは願いが神様に通じないかもしれないため、二度三度繰り返すものとされています。ただし、必ず100回お参りしないとならないわけではなく、自分で決めた回数で構いません。大切なのは回数ではなく、神様に願いが届くよう一心にお参りすることだといわれています。なお、石切神社では24時間参拝可能です。

石切神社のなで守り

石切神社では病気平癒のお守りがたくさん頒布されています。

石切神社のなで守りは、夏季大祭の大幣の紙垂とそこにくくりつけられた布袋の中に入っている御米と紙片で作られたものです。通常お守りは購入してから、身につけたり、家に大切に置いておいたりするものですが、なで守りは違います。

まず、紙袋の中からお守を取り出して「石切大神」と何回も唱えながらお守りで病気の患部を撫でましょう。そして、お守りの中の御米を毎朝一粒ずつ、その日飲む最初のお水といっしょに飲みます。それを毎日続け、一週間後に石切神社の納札所へ持参してお守りをお返しするのです。なお、遠方などで納札が難しい場合は近所の鎮守様や氏神様へ納めてもよいとされています。